海老名・座間・綾瀬 社会
公開日:2025.07.02
海老名にスタジアム計画
SC相模原が提出
サッカーJ3・SC相模原は6月30日、海老名市内を候補地とするスタジアム整備計画をJリーグに提出した。J2への昇格資格であるライセンス取得のため求められていた。
同クラブのホームスタジアム「相模原ギオンスタジアム(相模原市南区)」の入場可能数は6259人で、J2の試合を開催可能な基準(入場可能数1万人以上)を満たしておらず、今年の6月末までに基準を満たすスタジアム整備の具体的な計画を提出することを条件にJ2ライセンスを取得していた。
SC相模原は今まで、相模原市内の他スポーツチームと連名で米軍相模総合補給廠一部返還地(相模原市中央区)でのスタジアム計画を提案していたが、今年5月に発表された同市の土地利用計画骨子により実現が難しくなり、代替案の策定に迫られた。
そこで、同クラブはホームタウンであり、交通の利便性が高い海老名市内に着目。J1基準の1万5000人を収容可能な多目的スタジアムの整備計画を策定し、Jリーグに提出した。
西谷義久社長は「海老名市は近年高い人口増加を示しており、首都圏において最も注目される街の一つ。この計画の推進を通じて、海老名市のスポーツ・文化の発展やシティブランドの向上に貢献していきたい」とコメントしている。内野優海老名市長は「ホームタウンでもある本市の発展性などを高く評価した上で、数ある都市の中から選定いただいたことに感謝。市民の理解を得ながら気運の醸成を図るとともに、官民連携手法によりそれぞれの役割分担のもと、本市としてもできることは協力していく」と話す。
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