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海老名・座間・綾瀬 社会

公開日:2025.08.01

海老名ベル歯科など
カンボジアの学生支援へ
鈴木院長が現地で署名

  • カンボジアで合意書に署名した鈴木院長(右)

 海老名市中央のベル歯科医院などによる団体「ジャパンデンタルエデュケーションプログラム」が7月17日、カンボジアの首都プノンペンにあるプティサストラ大学と歯科学生の育成について合意書を締結した。中心となって活動する鈴木彰院長とイアン・ルース学長などが現地で合意書にサインした。

 鈴木院長は10年ほど前から学生の育成ボランティアに携わり、有志の歯科医師たちとともに現地で実習指導や講義を行い、学生たちの来日研修を受け入れて歯科機材の工場見学先を紹介するなど、支援を続けてきた。今後も国境を越えた支援を円滑に続けるため、合意書締結に至った。

 カンボジアはポル・ポト政権時代に多くの知識人が虐殺され、その影響で歯科医指導者は今も不足している。全国的に治療方法が古く、患者も虫歯の症状がかなり悪化してから来院するケースが多いという。

 鈴木院長は「社会貢献であるとともにカンボジアの優秀な学生が来日し、日本の若手歯科医師と交流することで、お互いに刺激となり成長の糧になる」と話している。

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