海老名・座間・綾瀬 社会
公開日:2025.09.05
座間市
水際の声掛け、被害防ぐ
ローソンと平塚信金で
座間警察署で8月29日、声掛けなどにより特殊詐欺の被害を防いだ2者が表彰された。
テエ・アウン・チョーさんはミャンマー出身でローソン座間小松原二丁目店のスタッフ。8月12日に60歳代後半の女性が電子マネーを買いに来た際、声をかけたところ「パソコンがウイルスに感染したので5万円分買いに来た」と返答。テエさんは「もしかしたら詐欺かも」と助言。警察に連絡して被害を防いだ。
平塚信用金庫座間支店(石川充紀支店長)は、8月13日に預金の引き出しに訪れた70歳代の女性に積極的に声かけし、警察官をかたる特殊詐欺を防いだ。また8月22日には携帯電話で通話しながらATMを操作する80歳代の男性を石川支店長が見つけ、警察に通報するなどして特殊詐欺を防いだ。有料サイトの料金未納をかたる詐欺だった。
座間署管内は被害が大幅増
同署によると、昨年の1〜7月の詐欺被害は17件で被害額は3100万円だったが、今年は同期間で31件・8千万円にのぼるなど、大幅に増えている。被害で目立つのは「あなたが被疑者として浮上している」「口座が不正利用されている」などと語りだす。自分は潔白だと伝えても、遠方の警察に出頭するよう求めたり、預金の「洗浄」などを勧めてくる。さらにSNSのビデオ通話でやりとりを求めると、ニセ警察官などが登場、巧みに相手を信じ込ませる。
同署では「電話でお金の話が出たら詐欺。警察はそんなことはしない。市外局番に『+』がつく海外からの番号に注意を」としている。
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