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海老名・座間・綾瀬 人物風土記

公開日:2026.01.09

座間市と海老名市の寺院による「相模七福神」で事務局を務める
町田 尊生(そんしょう)さん
海老名市大谷南在住 50歳

人に、地域に根差したい

 ○…海老名と座間の7つの寺院にある七福神を元日からの7日間で巡る「相模七福神」。20年以上前から続き、多い年では600人ほどの参拝者が訪れた。昨年から事務局を務め「改めて盛り上げるために、少しでも変えなければ」と案内パンフを新調。携帯しやすいサイズに変え、2次元コードで各寺院の公式ページやマップを見られるようにした。

 ○…杉久保小学校の頃から動物好きで獣医に憧れたが、実家は600年以上の歴史ある妙元寺。思いにカギをかけ卒業文集に「将来の夢はお坊さん」と書いた。立正大を卒業後、父に教わりながら僧侶として檀家を回り始めた。以前お茶を飲みながら話した人の姿が、ある日遺影になった。「思い出が込み上げ、ご家族からも『お経の声が良かったよ』と」。心を込めた読経には声が大切。夏でもネックウォーマーを巻いて眠る。

 ○…4人の子の父として振り返れば、賑やかな思い出ばかり。大変だったが、懸命だった。当時の子どもたちの写真を見ると、どれも同じ服を着ている。「あの頃は厳しめに育ててしまった分、今は優しくしています」。4番目の子が20歳になり、ようやく子育てを卒業したが「長男にお寺を譲るまで法灯を小さくしてはいけない」と和んだ表情を引き締めた。

 ○…七福神巡りは多様だ。自転車で回りきる人、外国人、御朱印集めが趣味という人も。寺と寺との間には東名の海老名SAや駄菓子屋、いちご農家も点在。「飲食業とのコラボで特典などをつければ、地域が盛り上がるのでは」と期待が膨らむ。寺院の中には自身を含め世代交代があったが「皆で懸命に盛り上げよう」という思いは変わらず。堂々とした筆跡に全力をのせると、鮮やかな朱印が現れた。

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