市立相武台東小学校を中心に活動する少年野球チーム「イエロースネークス」(高井孝司代表)が、6月4日(土)から開幕する「高円宮賜杯(たかまどのみやしはい)第31回全日本学童軟式野球マクドナルド・トーナメント」の神奈川県予選に出場する。夏井淳キャプテンを中心とした全員野球で、悲願の初優勝を狙う。
同チームは、相武台東小と立野台小学校の児童など44人が所属している。5月8日に市民球場で開かれた「座間市春季学童野球大会」で3年連続となる優勝を果たし、県予選大会への出場を決めた。
県予選は32チームが参加し、トーナメント方式で行われる。優勝すると、8月に東京で開催予定の全国大会に出場できる。同チームの初戦は、4日の午後3時40分から大師少年野球場(川崎市川崎区)で実施。対戦相手は川崎地区予選を2位で突破した王禅寺少年野球部となる。
杉山辰巳監督は、チームの攻撃力について、「例年に比べて、長打力のある選手が少ない。その分、打線をつないで得点を狙いたい」と話す。一方、守備面は失点が少ないのが特徴。市内の春季大会は5試合を行い、2失点のみだった。5年生でエースの石塚大樹君を中心として、堅守を誇る。「ミスを少なくするのが大事。ピンチの時に平常心を忘れないよう、選手に指導しています」と杉山監督。夏井キャプテンも「エラーした時でも皆で声をかけあっていきたいです」とサポートを心がけている。
決勝の壁乗り越える
同チームは、初出場した平成7年から23年までに、県大会に13回出場しており、勝ち星は20にのぼる。しかし、これまでの最高成績は14年と17年の準優勝で、優勝は一度もない。杉山監督と夏井キャプテンが掲げる目標は、悲願の初優勝。夏井キャプテンは「一つ一つ勝ち上がっていきたい」と意気込んでいる。
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