鈴鹿長宿地区 竹灯りでライトアップ 11/26(土)に龍源院周辺
市制40周年の記念事業として、古くからの景観を残す鈴鹿・長宿地区の街並みを、竹灯りでともす「鈴鹿長宿竹灯りの夕べ」(市と市観光協会の主催)が、11月26日(土)に一夜限定で行われる。雨天時は27日(日)に順延。
当日は午後4時45分に龍源院境内(入谷1─3530)で点灯式が行われ、700基ほどの竹灯籠が約300mの区間を照らし出す。また、日産自動車(株)座間事業所の協力で、リチウムイオン電池を電源供給源とした樹木などのライトアップも行われる。点灯は8時まで。
設置される竹灯籠は市で採れた竹が中心。同イベントに共催している「ざまを学び遊ぶ会」(内田糸子会長)のメンバーなどによって製作され、11月21日には龍源院で竹を切る作業も行われた。並べられる灯籠は8cmから120cm程の大きさ。中にろうそくやLEDのライトを入れて点灯する。また、座間小学校3年生の描いた絵が貼られたものや、毎年もみじのライトアップを行っている大磯町から譲り受けたものも並ぶ。
守られてきた街なみ
同地域は神社仏閣が点在し、歴史ある街並みが残る。平成8年から15年まで「街なみ環境整備」が行われ、16年に「国土交通省 都市景観大賞」の優秀賞を受賞。今年6月には試験点灯が行われ、住民の賛同を経て今回の実施となった。また、観光資源のフィールド調査で同地域に注目する松蔭大学の学生も企画や製作に携わっている。
市商工観光課の職員は「街なみを竹灯りでライトアップをするのは県内初の試み。改めてこの地域を紹介できれば」と話す。内田会長は「座間市は歴史のある、知れば知るほどいい町。鈴鹿長宿の魅力を知って欲しい」と意気込みを語る。問い合わせは市観光協会【電話】046(205)6515まで。
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