ひまわりをモチーフにした、縦3m・横1mの大型の絵手紙が、市役所1階ロビーに飾られている。作品は絵手紙サークル「野菊の会」(橋本禎子(よしこ)会長)が作ったもので、展示期間は12月28日(水)まで。
野菊の会は、12年ほど前に発足したサークル。東原コミュニティセンターを拠点に活動しており、14人が在籍。同会を立ち上げ、現在は講師を務める村上みち子さんの指導のもと、アイデア溢れる絵手紙の制作に取り組んでいる。
展示中の作品は2枚。村上さんが「サークルでこれまでに作ったことがない」というほど大型で、全員の描いたひまわりが組み込まれている力作だ。
制作は、画仙紙にひまわりを配置する場所を決めるところからスタートした。このレイアウトに基づいて、画仙紙を切り取り、会員に配布。それぞれが、墨や日本画でよく使われる顔彩という道具などを使い、絵を描き上げた。集まった絵を同じサイズの画仙紙に貼り付け、さらに、村上さんの絵手紙の先生にあたる森千景さんが「太陽いっぱい」「みんなの心」なとのメッセージを書き込み、完成した。
「明るい気持ちに」
作品は、今年3月に行われた「市生涯学習フェスティバル」の出品に合わせて作られたもの。フェスティバルでは、1枚のみ飾られたという。今回は、より多くの人に観てもらおうと市に働きかけ、2枚とも市役所での展示が実現した。橋本会長は「ひまわりの絵を見て、市民が明るい気持ちになってくれれば」と期待を寄せていた。
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