ボクシング井上尚弥選手 プロで世界一を狙う 遠藤市長を表敬訪問
アマチュアボクシングで高校生史上初の7冠を達成し、7月11日にプロテストに合格した、栗原中央在住の井上尚弥選手(19歳)が20日、遠藤三紀夫市長を表敬訪問した。遠藤市長から激励を受け、井上選手はプロでの活躍を誓った。
井上選手は相模原青陵高校時代に、高校総体、国体でそれぞれ2度優勝した。また、全国高校選抜や全日本選手権、国際大会で優勝し、高校生史上初のアマチュアボクシングの7冠を達成。オリンピック出場の切符をかけ、世界選手権や今年4月に行われたアジア選手権に出場したが、惜しくも手にすることはできなかった。その後プロへの転向を決め、大橋ボクシングジム(横浜市)に入会。7月11日にプロテストに合格した。
表敬訪問で井上選手は、「一歩一歩、一戦一戦勝って、最強の世界チャンピオンを目指します」とこれからの活躍を誓った。また、遠藤市長は「鮮烈なデビューになると思う。世界一を目指して頑張ってほしい」と力強くエールを送った。
井上選手は、父親の真吾さんが会長を務める「INOUE BOXING&SPORTS GYM」(秦野市)で、親子二人三脚でトレーニングを重ねてきた。現在は、中学時代から出稽古として練習していた大橋ジムに所属し、世界一を視野にトレーニングに励んでいる。今後も専属トレーナーとして指導を続けていく真吾さんは、「誰にでも認められるボクシングで、感動を伝える選手になってほしい」と話した。
プロデビュー戦は10月2日(火)に決まっているが、対戦相手は未定。井上選手は「地道にこつこつ頑張っていくので、応援よろしくお願いします」と話していた。
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