広野台に建設が進められていた、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク座間2」がこのほど完成し、9月5日に竣工式が開かれた。隣接地で稼働中の「プロロジスパーク座間1」と合わせた総敷地面積は、約11万平方メートルになり、全国でも最大級の物流施設となる。
竣工式には、プロロジス(日本本社/東京都千代田区)の山田御酒(みき)代表取締役社長、遠藤三紀夫市長、施設を設計施工した(株)フジタなどの関係者が出席した。式典で山田社長は、座間2について「災害に強く、安全で安心な施設」と紹介するとともに、「座間市の発展に貢献したい」と抱負を話していた。遠藤市長は「災害時発生時に、地域と施設で協力できれば」と期待を寄せていた。
座間2は地上5階建てで、敷地面積は4万9821平方メートル、延床面積は11万6103平方メートル。ネット通販などを手掛けるマガシーク(株)をはじめとする3社の入居が決まっている。施設の特徴としては、東日本大震災の発生を受けて、免震構造や、館内全体向けの緊急地震速報システムを採用している。また、同社は、省エネルギーの施設開発や再生可能エネルギー活用を推進しており、座間2でも約1000キロワットを出力する太陽光発電システムを導入する予定となっている。
プロロジスパークは、複数の企業がテナントとして入り活用する物流施設。現在、日本国内では51棟が運営、開発中となっている。座間では、座間1が2009年に作られ稼働している。
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