ボクシング界のホープとして注目される井上尚弥選手(日本ライトフライ級1位・大橋ボクシングジム)=20歳・栗原中央=が、8月25日にスカイアリーナ座間で、日本王座に挑戦することになった。相手は、同級王者の田口良一選手(ワタナベボクシングジム)。
6月25日の記者会見で発表された。プロ4戦目での日本タイトル戦。これまでの3試合は後楽園ホールで行われていたが、地元・座間で王者に挑む。
記者会見には、デビュー戦から全て観戦しているという遠藤三紀夫市長も出席。「(井上選手には)アマチュア時代から地元に気配りをしていただいている。市をあげて応援したい」と話した。また、市のマスコットキャラクター「ざまりん」が、グローブとはちまきを身に着けて登場し、エールを送った。
記者会見の翌日、当紙の取材に対して井上選手は、「座間での試合ということで、いつも以上に気合いが入ります。プロとしてお客さんに喜んで欲しい。KOを狙います」と力強く話した。さらに「会場で応援してもらえると嬉しいです」と市民に呼びかけた。
井上選手は、アマチュア時代から、弟・拓真さんとともに「井上兄弟」として注目を集め、高校生史上初のアマチュア7冠を達成した。プロに転向した後も、「怪物」と称される実力を発揮し、勝利を積み重ねてきた。8月の試合に勝てば、日本王座奪取の最短記録に並ぶ。
チケットに関する問い合わせは井上さん【メール】team-inoue@willcom.comへ。
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