全国の小学生の女子野球選手が優勝を争う「NPBガールズトーナメント」に、神奈川県代表「YAMAYURI(やまゆり)」の一員として、百武(ひゃくたけ)朱音(じゅね)さん(東原小6年/座間フェニックス)と三浦亜優香さん(立野台小6年/座間ブレーブス)が出場する。初の全国に向けて2人は、「目標は優勝」と意欲を見せている。
ガールズトーナメントは、少年チームに所属する女子小学生に、野球の楽しさを体験する機会を提供し、日本女子野球界のレベルアップを図ろうと実施される。一般社団法人日本野球機構と公益財団法人全日本軟式野球連盟の主催。
大会は8月17日(土)から21日(水)まで東京都で開かれ、各都道府県から30チームが出場する。
神奈川選抜については、6月9日にセレクションを実施。県内から72人が参加し、百武さんと三浦さんを含む20人が選ばれた。同大会のほか、8月10日(土)と11日(日)に埼玉県で開催される「ガスワンカップ女子学童軟式野球選手権大会」(=関東大会)にも出場予定。
所属チームの中心として活躍
座間市内には16の少年野球チームがあり、およそ550人が所属している。そのうち、女子は17人。百武さんと三浦さんは、各チームの中心選手として活躍している。
百武さんは、2年生から野球を習い始めた。フェニックスではピッチャーを務めており、座間市野球協会学童部の阿藤充部長は、「スローイング能力が高い」と、その能力を評価している。
3年生からブレーブスに所属している三浦さんは、「どこのポジションもこなせる器用な選手」(阿藤部長)。主なポジションはショートだが、キャッチャーやピッチャーを務めることもある。
練習や試合で一緒にプレイする機会も多い2人。お互いに「三浦さんはショートバウンドの打球も上手くさばくことができる」、「百武さんのパワーあふれるバッティングはすごい」と実力を認め合っている。
神奈川選抜の初戦の相手は、宮崎県の延岡ガールズ。初となる全国大会の目標は優勝。百武さんは「ミスのない投球をしたいです」と意気込み、三浦さんは「得点につながるヒットを打ちたいです」と力強く抱負を話した。
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