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公開日:2015.04.10

プロボクサー井上拓真選手
東洋太平洋王座に挑戦へ
兄と同じプロ5戦目で

  • トレーナーの父・真吾さん(左)と二人三脚で、タイトル獲得を目指す拓真選手※後援会より写真提供

 栗原中央在住のプロボクサー井上拓真選手(19歳)が7日、所属する大橋ボクシングジム(横浜市)で会見し、7月6日にOPBF(東洋太平洋)スーパーフライ級王座決定戦に挑むことを発表した。プロ5戦目での東洋太平洋挑戦は、世界最速で2階級制覇を成し遂げた兄・尚弥選手(22歳)と同じで、初のタイトル獲得に期待がかかる。

 拓真選手は、綾瀬西高校に通っていた2013年にプロデビューし、これまでの戦績は4戦4勝1KO。5戦目での日本または東洋太平洋チャンピオンを目指していた。

 7月の試合は、ジムの先輩で同級王者の松本亮選手がベルトを返上したことで行われるもの。会場は、後楽園ホール。相手は、マーク・アンソニー・ヘラルド選手(フィリピン)。23歳という若さながら、40戦近いキャリアを誇る強敵だ。

 拓真選手は7日、報道陣を前に「世界に繋がる大事な試合なので、必ず結果を出します。KOにこだわり、お客さんが楽しめる内容にしたい」とコメントした。

 「初タイトルを後押しするためにも、座間市民の皆様にも応援をお願いしたい」と話すのは、「井上尚弥・拓真後援会」(【携帯電話】090・2422・7207/【FAX】046・211・6338)の工藤元(げん)会長。「後楽園を応援団で埋め尽くしましょう」と呼びかけている。

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