座間のひまわりまつり(主催=実行委員会)が8月13日から18日まで座間会場で開かれ、過去最多となる13万6千人が訪れた。ピークとなった16日には3万6000人が来場。周知が進む一方で、同日には数キロに及ぶ交通渋滞が発生するなど、新たな課題も表出した。
ひまわりまつりは総面積5・5ヘクタールの土地に咲く約55万本のひまわりが楽しめる、座間を代表する催し。遊休農地の荒廃対策としてひまわりの植栽が行われたのが始まりで、約20年の歴史を持つ。7月下旬と8月中旬に会場を変えて開かれ、出店やアトラクションなども楽しめる。市外・県外からの来場者も増加しており、主催者によると今年は6割程度が市外からの来場と見られるという。
今年は、昨年まで主催していた座間市観光協会に代わり、市の周辺団体などからなる初の実行委員会形式での開催となった。委員会での協議を経て、相武台前駅と座間会場間のシャトルバスを今年から運行し、交通の利便性向上を図った。
「反省、次回に繋げたい」
会場を訪れる人が増加したことで、交通渋滞など新たな問題も発生している。16日のピーク時には座間会場駐車場付近から東建座間ハイツ付近まで、2Km以上にわたり渋滞が発生。実行委員会事務局を担う市商工観光課は「なるべく車が分散するように案内板などを出しているが、カーナビ等で表示されるルートがどうしても混雑してしまう。今後、委員会で協議していきたい」としている。
また、ひまわりまつり自体が参加無料で会場周辺に店舗がないことから、地域への経済効果に結びつきづらい状況にあるといい、「反省会などを通じ、来年以降に活かしていきたい」と話している。
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