さがみ野駅北口近くで四季折々の花壇を手掛ける「さがみ野やすらぎ街づくり委員会」(関吉実治会長)が今月13日、ひまわりで座間を盛り上げようと、道路沿いの花壇に赤い花を咲かせる「ルビーエクリプス」の苗2500本を植えた。19日(日)にも苗と種合わせて2500本を植栽する。一エリアで5千本の赤いひまわりを栽培するのは、全国的に見ても珍しい取り組みだという。開花は7月下旬から8月中旬の見込み。
一大イベントに合わせ開花
花壇の場所は、さがみ野駅北口から国道246号線に向かう市道13号線沿い。委員会では15年前から「花いっぱいのやすらぎの街」をスローガンに植栽活動を継続しており、13号線と、同線と交わる市道14号線で花壇を造っている。
赤いひまわりは過去にも植栽してきたが、今回のような大規模なものは初めてだという。2会場に十数万人が訪れる「ひまわりまつり」に合わせて5千本を開花させることで、祭りを盛り上げながら「ひまわりのまち座間」をPRする狙いだ。特に、7月下旬に開かれる栗原会場はさがみ野駅からバスで行ける場所にあるため、「祭りの行き帰りに寄ってもらって、変わった雰囲気のひまわりを楽しんでもらえれば」と関吉会長は期待する。
中学生や米軍人参加
13日は、南中学校の1年生およそ100人、厚木海軍飛行場の米軍ボランティア約50人、老人クラブ「白寿会さがみ野クラブ」の会員など、200人以上が集まった。南中の常野望愛(もえ)さんは「地域の人と交流できて良い経験になりました。ひまわりが咲いた道を早く歩きたい」と笑顔で話した。
19日は午前9時から作業を行い、14号線沿いの花壇に2500本分の苗と種を植栽する予定。「地域の方々に手伝ってもらえれば嬉しい」と関吉会長。希望者は、移植ゴテを持参し、東原コミュニティセンター前の公園に集合とのこと。
ルビーエクリプスは、花弁の中央部が濃い赤色、外縁部は黄色。苗で植えたものは7月下旬に、種としてまいたものは8月中旬に開花する見込みだという。
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