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荒谷龍人選手(東原在住) 東洋太平洋王者に挑む 2月9日 後楽園でゴング

スポーツ

掲載号:2017年1月27日号

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ミット打ちを披露する荒谷選手(右)
ミット打ちを披露する荒谷選手(右)

 市内東原在住のプロボクサー・荒谷(あらや)龍人選手(29/KG大和)が2月9日(木)、後楽園ホールで行われる東洋太平洋フェザー級タイトルマッチに挑む。対戦相手は、同級王者の竹中良選手(31/三迫ジム)。2度防衛を果たしている強豪相手に、トリッキーなボクシングでKO勝ちを狙う。

 同級11位、日本フェザー級5位の荒谷選手は、変則的な動きが売りの右のボクサーファイター。プロでの戦績は11勝4敗1分3KO。所属するKG大和の片渕剛太会長は「一言でいうと我流のボクサー。運動能力が高く、伸びしろもある」と評する。

大事故から奇跡の復帰

 高校3年生の頃、サッカー部を引退してからボクシングを始めた荒谷選手。「自分の仲間や居場所を守りたい」という一心から、体を鍛え抜く日々を送った。

 そんな20歳のある時、バイクで車と正面衝突する大事故を起こした。両肺はつぶれ、全身を骨折。生存率20%のなかで一命は取り留めたが、医者からは「ボクシングはあきらめるように」と宣告された。「何で俺がこんな目に」。目の前が真っ暗になるも、生かされた意味を考えるようになった。「事故を乗り越えて、何かやるべきことがあるのでは」。プロボクサー、そしてチャンピオンになりたいと思った瞬間だった。周囲の反対を押し切り、過剰なまでのリハビリを継続。「一生歩けない」と言われた状態から、わずか2カ月で退院を果たした。

 「力に酔っていた時期に事故にあって、自分がちっぽけな存在だということに気づけた。支えてくれる人への感謝や温かさを学んでから、人生の歯車が回りだした」

明るい性格で人気者

 所属するKG大和では、インストラクターも務めている。裏表のない明るい人柄が人気を博し、レッスンは毎回満員になるほどだという。市内では東地区文化センター近くの坂道がお気に入り。ダッシュで汗を流した後は、相模健康センターで疲れを癒す。「設備が充実してるんですよ」と屈託のない笑顔を見せる。

 荒谷選手にとって、タイトル戦は初の大舞台。ここまで減量や調整も順調にきているという。チャンピオンの竹中選手は、基礎に忠実な全く異なるタイプのボクサー。「今までで最強の相手。わくわくする」と闘争心を燃やす。

 「事故を言い訳にしていたらそれまでだぞ」。尊敬する片渕会長の叱咤がここまで導いてくれた。「自分がチャンピオンになることで、不可能はないということを伝えられたら。後世に残るような熱い試合にしたい」と抱負を語った。

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