鈴鹿明神社(入谷/古木普総(ゆきふさ)宮司)で8月1日、毎年恒例の例大祭が執り行われる。式典から始まる当日は、本神輿が昼から夜にかけて神社周辺を練り歩く。熱気に包まれる宮入は、午後9時30分ごろに予定されている。
新調された本神輿登場
例大祭は同神社の年間祭事のなかで最も重要な祭祀とされており、例年8月1日に行われ、9時間以上にわたり神輿渡御が行われる。境内と周辺には出店が並び、祭り気分が盛り上がる中、多くの住民が訪れる。
当日は午前9時30分から本殿にて、式典が挙行される。本神輿の宮出しは11時から。これまでの神輿渡御により損傷が見られていた本神輿は今年修繕され、きれいになった本神輿が登場するという。
そして、本神輿は地域の氏子や、鈴鹿明神社神輿保存会「入谷睦(むつみ)」(酒瀬川竜也会長)の会員たちによって、座間駅近くの「皆原」、神社付近の「鈴鹿長宿」、星谷寺周辺の「星の谷」を練り歩く。
3地区を巡る順番は毎年異なっており、今年は皆原(11時〜午後3時40分)、鈴鹿長宿(3時40分〜6時20分)、星の谷(6時20分〜9時30分)の予定となっている。また、境内では午後7時から9時30分まで、3地区の祭り囃子が鳴り響く。
本神輿が、神社の鳥居をくぐり境内へと入っていく「宮入」は午後9時30分から。本殿の前では、担ぎ手たちがジャンプして本神輿を上下させる「縦もみ」などが行われ、境内は熱気に包まれる。
前日31日には、宵宮祭
前日の7月31日(月)には宵宮祭が開かれ、市内小学生などが練習を重ねてきた「子ども神輿」が披露される。鈴鹿明神社神輿保存会「入谷睦」が伝統文化継承などを目的に行っているもので、数日前から神輿の担ぎ方などを教えてきた。また、経験豊富な高学年の児童が低学年の指導役を担い受け継がれている。時間は午後6時から8時まで。
問合せは同神社046・256・1122。
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