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座間版 公開:2018年1月5日 エリアトップへ

座間の大凧 歴史を回顧 ハーモニーホールで写真展

文化

公開:2018年1月5日

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昭和36年5月 鈴鹿長宿 =市教育委員会生涯学習課提供
昭和36年5月 鈴鹿長宿 =市教育委員会生涯学習課提供

 座間の伝統行事「座間市大凧まつり」の歴史を振り返る写真展「座間の大凧-目で見る大凧の歴史-」が1月10日から、ハーモニーホール座間で開催される。150年以上の歴史がある大凧まつりの写真約90点を6個のテーマごとに展示し、その歴史などを紹介する。

 例年、5月4日と5日に相模川グラウンドで行われ、約10万人の来場者が訪れる「座間市大凧まつり」。かながわのまつり50選に選ばれており、座間を代表する催しとなっている。ここ3年程はまつり会場で、写真を展示していたが、今回は厳選した約90点の写真を一堂に展示する。

 主催は座間市教育委員会と座間市大凧保存会(近藤昭夫会長)。写真展では、150年以上の歴史を誇る民族伝統行事である「大凧まつり(凧揚げ)」の歴史・文化的意義をより多くの市民に知ってもらう狙いがある。また、大凧の写真は、多くが1978年から始まった座間市史を編さんする過程で80年代に収集されたものだったが、この写真展開催にあたり新たに収集した。

6部構成で展示

 今回はこれらの写真の中から各ムラ(自治会)で大凧揚げを行っていた60年以前の写真を中心に▽大凧の歴史と文化と祝凧▽凧連と大凧の掲揚▽大凧記念写真と凧文字▽小野喜代治撮影「寿雲」▽大凧の製作▽座間市大凧保存会による掲揚――の6部構成で展示される。

 座間の大凧の起源だと伝えられている祝凧や大正時代から始まったとされる各ムラの記念写真と凧文字などを紹介する。 

 また、横浜市に住む小野喜代治さんが1961年に鈴鹿・長宿地域の大凧揚げを撮影した写真も展示する。そして、大凧の製作過程の中から、文字書き、糸目つけなどの工程や1975年に結成され、凧揚げの担い手となっている座間市大凧保存会を紹介する。

 同保存会は「一度にこれだけの写真を展示するのは初めてのこと。大凧の文化を知るには良い機会だと思いますので、お気軽にお越し下さい」と話している。 開催日時は1月10日(水)から15日(月)まで、午前9時から午後5時。入場無料。問合せは市生涯学習課【電話】046・252・8431。

今年の「凧文字」募る

 毎年大凧まつりを主催している「座間市大凧まつり実行委員会」は今年も、「凧文字」を募集している。漢字二文字で赤色は太陽を、緑色は大地を表している。

 応募は1月31日(水)までに、【1】凧文字(漢字二文字)【2】文字の意味・いわれ【3】住所【4】氏名(フリガナ)【5】年齢【6】電話番号を明記し、〒252-8566大凧まつり実行委員会事務局(座間市役所商工観光課内)宛に郵送または【FAX】046・255・3550。問合せは同課事務局【電話】046・252・7604。
 

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