協栄スイミングクラブ座間に所属する4選手が、3月26日(月)から東京辰巳国際水泳場(東京都)で開催される「第40回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会」に出場する。男子400mフリーリレーで、悲願の決勝進出をめざす。
(公財)日本水泳連盟主催のこの大会は、標準記録を突破した選手のみが出場できるもの。日本各地から強豪が集まる、最高峰の舞台となる。
同クラブから出場するのは、熊谷幸一郎選手(西中1年)、佐藤克選手(緑ケ丘中2年)、小原芽生選手(相陽中2年)、佐々木鴻太選手(麻溝台中2年)の4人。今年1月に400mフリーリレーで3分42秒30を記録し、標準記録を0・19秒突破した。熊谷選手は2回目、佐々木選手は5回目、佐藤選手と小原選手にとっては初の大舞台となる。
昨年12月には好タイムを記録するも、選手間の引継ぎで違反し失格するという悔しい経験があった。雪辱を期し、冬場は「死ぬ気で練習した」と4人は口をそろえる。それだけに、全国出場が決まった時は、涙を流して喜んだという。
目標は決勝進出。中村裕明コーチは「3分38秒を切るくらいが目安。一人1秒以上縮めないと」と語るが、可能性はあると信じている。
「4人いると安心する。試合で出し切りたい」と熊谷選手。佐藤選手は「このメンバーで泳ぐのは最後かもしれないので、とにかく全力で行く」と語る。小原選手は「初めてで緊張もあるが、乗り越えてベストを出したい」と決意した。
佐々木選手はリレーのほか、100m・200m平泳ぎ、200m個人メドレーにも出場する。「経験があるので、引っ張っていけたら」と力強く語った。
座間版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|