座間市は8月1日、妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援を目的とした子育て世代包括支援センター「ネウボラざまりん」を市役所2階に開所した。これまで様々な部署に分かれていたサービスが一カ所に集約されることで、出産や育児に関する情報提供や相談対応などのサービスを受けやすくなった。
同センターはこれまで、保健師などが「母子保健コーディネーター」や「子育てパートナー」として、様々な部署に分かれていたサービスを集約し、座間市役所2階に総合窓口として対応を始めた。
専門の保健師が配置され、母子健康・妊婦健診等補助券の交付や、妊娠から出産後のプランの作成、育児に関する相談などを受けられる。
相談室や授乳室も完備していて、相談内容によってはプライバシーが守られる個室での相談や、手続き中に授乳することもできる。また相談中に兄姉が遊べるように、キッズスペースも設置した。相談スペースのすぐ横にあるので、遊ぶ様子を見ながら相談することもできるなど、子どもと一緒で安心して相談できるように工夫されている。
同センターでは「妊娠、出産、育児などでお困りの方は気軽にお越しください。専門の保健師が対応します。また必要なサービスを受けられるように支援します」と呼びかけている。
『ネウボラ』は、「相談の場」を意味するフィンランド語で、フィンランドでは妊娠から就学までの母子と家族を支援する拠点や制度を指す。
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