神奈川県は9月18日、県内の基準地価(7月1日時点)を発表。座間市は住宅地・商業地・工業地のいずれも前年比でわずかに上昇した。
基準地価は、土地取引の指標となる1平方メートルあたりの価格。県内927地点で調査を行い、座間市では住宅地9地点、商業地1地点、工業地1地点が対象となった。
座間市の住宅地の平均価格は、前年比0・2%増の14万3300円。開発が進む小田急相模原駅前を含む相模が丘地域での上昇がみられた。市内で最も上昇したのは相模が丘5丁目434番4の地点で1・9%増(21万7000円)、次いで1・1%増の相模が丘5丁目765番14(18万6000円)、同じく1・1%増の小松原1丁目5175番4外(9万3000円)、0・7%増のひばりが丘3丁目692番17(14万6000円)と続いた。
唯一減少となったのが、新田宿字中島733番2の地点で、0・6%減(5万3900円)。栗原中央1丁目、入谷4丁目、西栗原2丁目、座間1丁目、緑ケ丘3丁目などの残りの地点は全て横ばいだった。
商業地は1・9%増の21万7000円。工業地も1・1%増の9万3000円といずれも上昇となった。
二極化進む
神奈川県全体では、住宅地は横ばい(17万7800円)だったものの、商業地が2・0%増(55万1600円)、工業地が2・2%増(10万4500円)だった。都心接近性に優れた駅徒歩圏で地価が上昇している一方、地方は低迷するという二極化がみられた。
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