県道50号座間大和線の小松原交差点で現在、改良工事が行われている。直角に交差しておらず、これまで周辺道路渋滞の一因となっていた交差点。信号が現状の3段階指示から一般的な2段階指示に減ることで、渋滞解消が期待される。
辰街道と座間大和線が交差する小松原交差。直線の座間大和線に対し、辰街道と国道246号線方面へ向かう道路がクランク状に交差しており、信号は十字の交差点より1段階多い3段階で指示。周辺道路は慢性的な渋滞が見られた。
長らく課題となっていたが、改良のきっかけとなったのは、今年3月に開業したイオンモール座間。小松原交差点から約300m西に大型商業施設が開業するとあって、座間市は今年度中に改良できるよう、用地買収などの調整を進めてきた。
今回、交差点そばにあるセブンイレブン座間相模が丘南店の駐車場と、旧日産ディーラーショップの敷地一部などを道路とすることで、十字型の交差点となる。信号指示も通常の2段階となり、座間市道路課の担当者は、「慢性的な渋滞は解消されるのでは」と期待している。
住民から歓迎の声
相模が丘に住む住民は「信号待ちが長かったから、1回待ちが減るのは嬉しい。うまく機能すればいいが」と話す。一方、「南北から東西へと出て行く道の信号の時間配分は変えないで」といった声も上がった。
車道部分の工事が完了後、歩道の整備が始まる。来年2月以降には、交差点の前後約200m(座間大和線)は、神奈川県が道路を舗装する予定。
工事に関する問い合わせは同課【電話】046・252・8576。
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