神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
座間版 公開:2019年8月2日 エリアトップへ

東海大相模 猛打爆発 11度目の県V 決勝戦最多の24得点

スポーツ

公開:2019年8月2日

  • LINE
  • hatena
優勝を決め、マウンド上で喜びを爆発させる東海大相模ナイン =7月28日横浜スタジアム
優勝を決め、マウンド上で喜びを爆発させる東海大相模ナイン =7月28日横浜スタジアム

 第101回全国高校野球選手権神奈川大会の決勝戦が7月28日に横浜スタジアムで行われ、東海大相模(相模原市南区相南/大金眞人校長)が日大藤沢を24─1の大差で下し、全国制覇した2015年以来となる11回目の夏の甲子園出場を決めた。決勝戦での24得点は大会新記録。

 東海大相模は初戦となった2回戦、相模原中等を10─0、3回戦の茅ヶ崎に11─1、4回戦の慶応にも16─3とコールドゲームで勝ち進んだ。5回戦の湘南は6─1、準々決勝の相洋にも5─2で競り勝ち、順当に進んだ準決勝。相手は昨夏の準々決勝で苦戦を強いられた県立相模原となった。

 横浜に歴史的な勝利を収め、勢いに乗る相模原は、エースの天池空投手(3年)を今大会で初めて先発のマウンドに上げた。序盤は天池投手の力投に苦しんだ東海大相模。それでも4─2で迎えた8回、長打に加えバントや盗塁などの小技もからめて7点をもぎ取り、11─2でコールド勝ちをおさめた。

1試合で5本塁打

 続く決勝の相手は、春の練習試合で対戦し、苦杯を飲んだ日大藤沢となった。先行・東海大相模の初回は、相手エース武冨陸投手(3年)の前に三者凡退。しかし東海大相模の先発・野口裕斗投手(3年)も内野ゴロ3つと上々の立ち上がりを見せた。2回に相手エラーに乗じて1点を先制すると、3回には遠藤成選手(3年)のバックスクリーンに飛び込む2点本塁打などで6点を追加。4回も鵜沼魁斗選手(2年)、山村崇嘉選手(同)、西川僚祐選手(同)の2年生トリオが本塁打を放つなど、猛打で日大藤沢を圧倒。投げては3投手の継投で反撃を1点に抑え、4年ぶりに神奈川の頂点に立った。1試合5本塁打は大会タイ記録、決勝での24得点は従来の大会記録(19得点)を大きく上回った。

一体感でつかんだ優勝

 試合後、門馬敬治監督は「1年間選手を怒り続けてきたが、今日だけは良くやったと言ってあげたい」と優しい表情で選手の頑張りを褒め称えた。さらに「優勝は選手、マネージャー、応援してくれた人たち全員の一体感でつかんだもの。関わった全ての人が力を発揮してくれたおかげ」と語り、甲子園に向けては「頑張ります」と意気込んだ。

 捕手としても投手の力を引き出した井上恵輔主将は「試合を重ねるごとにチームが成長できた。日本一に向けては目の前の一戦一戦を勝ち抜くだけです」と語った。

 全国選手権大会は8月6日(火)から兵庫県西宮市の甲子園球場で開催される予定。

座間版のトップニュース最新6

交通拠点設置を目指す

相武台南口

交通拠点設置を目指す

行政・地域協力し実現へ

1月31日

花壇活動続けて20年

さがみ野

花壇活動続けて20年

「孫誕生がきっかけで」

1月31日

9年ぶりの頂点目指す

9年ぶりの頂点目指す

東海大相模 春の選抜出場

1月31日

戦闘機「雷電」の部品発見

戦闘機「雷電」の部品発見

所有者から市に寄贈

1月24日

「凧」通して地域と交流

座間養護学校

「凧」通して地域と交流

座間市大凧保存会と

1月24日

3月6日オープン

市内初映画館

3月6日オープン

最新鋭の映像機器導入

1月17日

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 11月16日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

座間版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月31日号

お問い合わせ

外部リンク