市内広野台在住の新地真美夏選手(相模野小6年)は8月9日、「2019年度全国小学生ゴルフ大会」(兵庫県/芦屋カンツリー倶楽部/パー72)に出場し、2バーディーの70で回り、2アンダーで初優勝を果たした。
全国各地から予選を勝ち上がってきた小学生45人が参加した国内最高峰の同大会(日本ゴルフ協会主催)。
昨年も同大会に参加し18位だった新地選手は、「優勝」を目標に挑んだ。10番ホールからスタートし前半はノーボギーのパープレーで折り返す。前半が終わった時点でトップは1アンダー。新地選手は「大丈夫。優勝できる」と確信を持っていた。
後半は4番のロングホールで初バーディーを奪い、トップと並ぶ。そして最終ホールの9番。多くの選手がアイアンを使う打ちおろしのミドルホールで迷わずドライバーを抜いた。「練習ラウンドの時からドライバーを使おうと思っていました。当日も優勝がかかっていたからではなく、予定通りの選択です」という。
ドライバーから打ち出された球はグリーンまで40ヤードの絶好のポジションで止まった。練習を重ねてきたアイアンでピンまで1m強に寄せると、得意のパットでカップに沈め、今大会2つ目のバーディーを奪った。
優勝成績はノーボギー2バーディーの2アンダー。2位の1アンダーは7人と大接戦の大会だった。今大会を振り返り、「上手くいかないことが多かったけど、攻め続けられたのが良かった」とコメント。優勝が決まった瞬間は「ちょっとうれしかった」という。「思い通りにできなかったこともあり、納得できるプレー内容ではなかった。もっと練習しないと」と話した。
今後の目標は今年11月に行われる全日本小学生ゴルフトーナメントと、来年の日本ジュニアゴルフ選手権での優勝。
新地選手は8月27日、遠藤三紀夫座間市長に全国優勝の報告を行った。遠藤市長は「本当にびっくりです。次に向かって心身ともに成長してほしい」とエールを送った。
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