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座間総合高校3年6組 南三陸の魅力を発信 文化祭で生徒が企画

社会

掲載号:2019年9月6日号

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クラス代表の渡辺さん(左)と伊藤さん。特産品のわかめと縁起物キャラクター「オクトパス君」のグッズの販売も行う
クラス代表の渡辺さん(左)と伊藤さん。特産品のわかめと縁起物キャラクター「オクトパス君」のグッズの販売も行う

 座間総合高校で9月7日(土)と8日(日)の2日間にわたって開催される文化祭「向日葵祭」で、東日本大震災の被災地・宮城県南三陸町の魅力を発信する企画を立ち上げたクラスがある。震災から8年。「南三陸の方々が頑張っている姿を伝えたい」。そんな思いを胸に、生徒たちは準備を進めている。

 同校の3年次は、昨年、修学旅行で南三陸を訪れた。同校では長年、修学旅行で青森県を訪れ、農業体験に取り組むのが恒例となっているが、被災地に宿泊したのは初めてだった。生徒たちは、4泊のうち2泊を南三陸で過ごし、地元の漁師から縄の結び方を学んだり、カキの殻むきを体験したりと、南三陸ならではの様々な体験を通して地元の人たちと触れ合った。

 そんな経験を踏まえ、同校の3年6組は、今年の文化祭で南三陸を応援する企画を立案。今年の夏休みには、有志の生徒たちで再度、南三陸に足を運び、震災後、南三陸の復興に寄与したいと移住やUターンした地元住民にインタビューを敢行。文化祭では、その際の映像の上映や、生徒たちが南三陸について調べ、まとめたものの展示、現地から取り寄せた特産品のわかめや南三陸のタコをモチーフにした縁起物キャラクター「オクトパス君」のグッズの販売を行う。

 「民家が少なく、三陸鉄道のレールの周りに何もないのが印象的だった」「思っていたより被害の規模が大きかった。テレビで見ていたのと違って建物の壊れ具合がリアルで唖然とした」。修学旅行で初めて被災地を訪れたクラス代表の渡辺直輝さんと伊藤弥洋(みなみ)さんはそう振り返る。その一方で地元の人たちは「とても活発で、温かかった」。だから今回の企画は、被災状況といったネガティブな内容ではなく、地元の人たちが復興に向けて頑張っている姿を中心にポジティブな内容にすることにしたという。当日は、特産品のわかめを使った手製の「わかめうどん」の提供も行う予定だ。

 「明るく、美味しく」。渡辺さんは、震災から8年が経ち、記憶が風化しつつあることを踏まえ、「企画に足を運んでもらうことで、震災があったことを思い出してもらいつつ、南三陸の方々が頑張っていることを知ってもらいたい」。伊藤さんは、「わかめうどんを食べていただくことで、少しでも南三陸に興味を持ってもらい、応援するきっかけになれば」と話す。

 7日は午後0時から3時まで、8日は午前10時から午後3時まで一般観覧可。入場は両日とも午後2時30分まで。青森県の物産販売もあり。

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