座間市は将来を見据えた公共施設再整備を進めている。10月6日には栗原コミュニティセンター、北地区文化センターで『公共施設再整備計画(素案)』の市民説明会が行われ、今後、市内各所で順次説明会が実施される。
座間市内には1960年代後半から80年代にかけ人口増加に合わせて建築された公共施設が、建て替えや大規模修繕の時期を迎えるが、市は将来的な人口減少に伴う税収の減少や、少子高齢化による社会保障費の増加など財政状況の変化を見据え、公共施設の再整備計画を進めている。
公共施設再整備計画(素案)は来年度を計画開始初年度とし、10年間を計画期間、それ以降も想定しながら計画を立てたという。
対象となる公共施設は119施設で、その内36施設で移転・建て替え、用途変更、方針検討などが計画されている。
説明会では各施設の整備方針が示され、来場者はメモを取るなど熱心に聞いていた。素案によると、市営プールのうち相武台、栗原、入谷、旭、中原プールは計画期間中に施設の老朽化や施設需要などを考慮し、方針を決定し、廃止を含めた用途変更を検討する。ほかに市公民館は現住所周辺で建て替えが行われる。青少年センターはサニープレイス座間に移転し、現施設の用途は検討される。またちぐさ・緑ケ丘・東原・ひばりが丘保育園は民営化による園舎の建替え、移転が検討されている。小中学校の移転、建替え、統廃合は予定されていない。
各地での説明会が終わったあと、市はこの計画素案に対するパブリックコメントを実施する予定。
今後の説明会予定は市公民館(10/13(日)午後7時〜)、東地区文化センター(10/20日(日)午後1時30分〜)、ひばりが丘コミュニティセンター(同午後5時〜)、ハーモニーホール座間(10/26(土)午後3時〜/午後7時〜)。
■(問)市政戦略課【電話】046・252・7961
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