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本厚木駅前交番が新築移転 市議会・住民の声が建設を後押し

公開:2011年1月14日

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スルガ銀行前のより目立つ場所に
スルガ銀行前のより目立つ場所に

 中心市街地の安心・安全を強化―。本厚木駅前交番が同駅北口スルガ銀行前に新築移転。1月5日には同交番開所式が実施された。建物は、鉄筋コンクリートの2階建て(延べ床面積75・74平方メートル)。3交代で6から8人が駐在する。

 この新しい駅前交番は、より目立つ場所に設置することで体感治安を向上させようと、厚木市と神奈川県警察本部が連携し、整備を進めてきたもの。同交番は、もともと駅前北口広場交差点を渡った三井住友銀行が入るビルの一角に位置していた。そのため、市民からは「位置が分かりづらく、目立たない」「あの場所ではもしもの時に不安だ」などの声が挙がっていた。

 平成19年9月の市議会一般質問で、駅前の治安向上へ交番移転の必要性が浮上。平成20年には、地元自治会と商店街が県に交番移転への陳情を提出する。その後、市民の安心・安全を確保するため、県警と同市が協力し、関係各所への交渉を実施。県が建設費3千800万円を負担、小田急電鉄(株)が所有していた駅前広場を交番建設用地として市が取得、県警へ提供する形で新築・移転が実現した。

 厚木警察署(清水岩雄署長)地域課の幹部は「県の財政が厳しい中、計画外の新たな交番が建設されるのは異例のこと。セーフコミュニティ認証取得へ向けた動きなどが後押しになったのではないか」と話した。

ちなみに、これまで交番のあった場所の今後については未定だという。 

 また、開所式には、小林常良厚木市長や清水岩雄厚木警察署署長が出席し、交番の新築完成を祝った。

 清水署長は「警察、厚木市、住民が一体となり安心して暮らせる地域社会に向けて努力していきたいです」と挨拶した。すでに同交番は、昨年12月27日から運用を開始している。
 

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