厚木・愛川・清川 社会
公開日:2019.07.12
よりよい生き方学ぶ
長谷寺で終活カフェ
高齢社会のなかで老後を真剣に考えようと、厚木市南毛利エリアの地域住民が主催する「第1回お寺で終活カフェ」が6月26日、曹洞宗蓬莱山長谷寺(厚木市長谷)で行われた。
寺院、地域包括支援センター、終活カウンセラーの3者が協力して開催された今回の終活カフェ。当日は約15人が参加した。まず、終活カウンセラーの高橋良彦さんが、「終活とは終わり方に関わる活動ではなく、今をよりよく生きるためにする活動のこと」と解説。続いて南毛利地域包括支援センターの鈴木瑞穂さんは、センターの役割や、地域包括ケアシステムのしくみなどを紹介した。長谷寺の加藤英宗住職は「善く生きるための16の約束」と題して仏教の「三帰戒(さんきかい)」「三聚浄戒(さんじゅじょうかい)」「十重禁戒(じゅうじゅきんかい)」について話した。
参加者の反響も上々で今後は、「高齢者ホームの選び方」「終活」「認知症」などをテーマに継続して開催していくという。
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