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厚木・愛川・清川 経済

公開日:2024.02.24

厚木市役所前で実験中
次世代の太陽電池

  • 左からリコー関係者、市長 両脇が照明

 厚木市役所前で有機「ペロブスカイト太陽電池」を使った円筒型の照明が設置され、2月19日に披露された。カーボンニュートラルに取り組む市と(株)リコー及びリコージャパン(株)とのタイアップによる実証実験。

 従来の太陽電池は無機素材のシリコンを使うものが主だったが、ペロブスカイト太陽電池は有機材料が使われ、垂直に設置した場合や、照度の低いエリアでも発電できるのが特長。一方で耐久性は無機素材に比べるとまだ課題がある。今後1年かけて発電状況などを試験して技術向上につなげるのが狙い。

 この新材料については岸田文雄首相が2025年の実用化を目指すと表明している。2社は東京都大田区の学校でも実験をしている。リコーフューチャーズエナジーハーべスティング事業センター・事業統括グループの國澤由佳氏は「実証実験の機会をいただき、ありがたい。良いデータが取れれば」とコメント。山口貴裕市長は「市民にカーボンニュートラルへの理解を広められるよう取り組みたい」とコメントした。

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