「いせはら楽市楽座」実行委員会のリーダーを務める 數井(かずい)利次(としじ)さん 伊勢原在住 42歳
街の誇り発信する伊勢原人
○…和装に身を包み、低姿勢で出迎えてくれた。「寒いなかよく取材に来てくれました。おおきに」。生まれ育った京都から伊勢原へ来て約20年。今では伊勢原が「第二の故郷」と断言する。そんな思いを原動力に地域活動にも積極的。人と人とのつながりを強め商店街の活性化を目指す『いせはら楽市楽座』の実行委員会リーダーの顔もその一つだ。
○…いせはら楽市楽座が始まったのは2年前。かつて京都町屋に出かけた時に地域が誇る伝統産業を紹介するイベントを見て「伊勢原でもできないか」と思い、構想をあたためてきた。これまで伊勢原商人の誇りやこだわりを市民に紹介し、商店街の結束力と認知度向上に努め、各店の活動は今年で3年目を迎えた。2月23日の開催は今年の第1回目となる。「伊勢原には全国に誇れるブランド力がある。地域で一丸となってそれを発信したい」とこぶしに力が入る。
○…京都の染物工場で商品企画や営業を学び、伊勢原に来たのは24歳のころ。勤務先の工場が現在の花呉装を建てたのがきっかけ。「最初はさみしかったよ」。知り合いもいない、土地勘もない街に溶け込むのは容易でなかった。「お客様や多くの方々とのつながりによって伊勢原の一員になれたと思う。感謝を忘れず色々な形で恩返しをしていきたい」と語る。
○…「縁あってこの街に来れてよかった」としみじみ。地元愛は眼鏡にも表れる。「ベルマーレカラーのフレームやで」。湘南ベルマーレの地元応援会「伊勢原サポーターズクラブ・ビオーニャ」にも携わる大のサッカーファン。楽市楽座も応援会の準備も仕事を終えた夜10時から取りかかる。作業は深夜に及ぶことも珍しくないが「まだまだやることはたくさんある。多くの人とつながりながら頑張るで」。”伊勢原人”の情熱は冷めない。
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