伊勢原版 掲載号:2018年6月8日号
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県パラ五輪育成事業 イセハラ卓球の3人選出 国内外の遠征費など助成

スポーツ

東京パラ五輪出場を目指す宮内選手(左)、伊藤選手と指導する黄木さん
東京パラ五輪出場を目指す宮内選手(左)、伊藤選手と指導する黄木さん
 東京2020パラリンピック競技大会に向け県が実施しているパラリンピアン育成事業の助成対象者がこのほど発表された。助成対象選手の卓球部門に市内の卓球教室「イセハラ卓球」に練習拠点を置く伊藤槙紀選手(33歳・(株)ひなり所属)と宮内良選手(29歳・日立SC(株)所属)が選出。指導者には同教室の黄木道弘代表(51歳)が選ばれた。

 東京パラ五輪大会に神奈川県出身の選手が一人でも多く出場することを目標に、活躍が期待される選手とその指導者に対し、活動経費の一部を助成する同事業。2016年度から始まり今年度は選手35人、指導者2人が選ばれた。

 対象選手・指導者は日本パラリンピック委員会加盟競技団体が推薦し、県パラリンピアン育成事業助成対象者選考委員会が選考を行った。

 対象選手には海外・国内遠征、競技用具の整備、外部指導者の招へいなどの費用を年間50万円まで助成。指導者にはコーチプログラムへの参加、国内外指導者の指導方法の取得にかかわる費用などが年間25万円まで助成される。

伊藤槙紀選手

 伊藤選手はクラス11(知的障害がある人のカテゴリー)で東京パラ五輪出場を目指す。中学から卓球を始めるとすぐにその才能を開花。2016年のリオパラ五輪に出場し5位入賞を果たしたが結果に満足できず「東京」を目指してイセハラ卓球に練習拠点を移した。「東京五輪に出たい」と意気込む伊藤選手。現在世界ランキング9位。

宮内良選手

 伊藤選手同様クラス11で東京パラ五輪出場を目指す宮内選手。中学から卓球を始め、社会人になって頭角を現し、国内・外大会でメダルを獲得している。「東京五輪でメダルを獲りたい」と話す。4年前にイセハラ卓球が開所したのを機に練習拠点を移し、一昨年にはプロ契約を結んだ。現在世界ランキング11位。

黄木道弘氏

 イセハラ卓球の代表である黄木氏は中学から社会人まで卓球にかかわってきた経験から、15年前に成瀬中学校の卓球部コーチに就くことに。同部を関東大会に導いたほか、その後は伊志田高校卓球部も県ベスト8になるまでにし、指導者として実績を積んできた。「伊藤選手はミスを少なくすれば五輪で勝てるはず。宮内選手は成長途中で今後さらに期待できる」と自信を覗かせる。また指導者として助成を受けることには「責任の大きさを感じている。二人が日本代表に選ばれるようにしたい」と話した。

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