伊勢原版 掲載号:2018年7月6日号
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地域と観光の安全優先 ツキノワグマを捕殺

社会

 神奈川県と伊勢原市は6月29日、市内大山で度重なるツキノワグマの目撃情報に合わせて、箱わなによる捕獲を行い、雄のツキノワグマ1頭を捕殺したと発表した。

 市では19日早朝に寄せられた大山ケーブルカーと登山道付近での目撃情報を受けて、登山道の一時通行止めをはじめ、案内板などによる注意喚起、煙火による追い払いとパトロールを複数回にわたり実施。しかしながら29日までの間に、登山道で同一個体とみられる目撃情報が8件と相次ぎ、地域住民や観光客等への人的被害の未然防止を最優先し、箱わなによる捕獲をおこなった。

 県内では主に丹沢地域に生息するツキノワグマ。県レッドデータブック(2006)では絶滅危惧種にも指定され、県のホームページによると県内の生息数は40頭前後と推定されている。今年度に入り、県内では36件のツキノワグマの目撃情報があり、うち14件が伊勢原市内。市ではHP等で目撃情報を発信するとともに、対処法なども掲載し、注意を呼び掛けている。

 今回捕殺されたツキノワグマは全長123cm・体重47・5kgのオスの成獣。県のマニュアルに従い学術研究のため、県立生命の星・地球博物館に搬送された。

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