決勝を前に「自分の力を全力で出したい」と話す大久保さん＝伊勢原ゴルフセンターで写す
伊勢原市ゴルフ協会所属の大久保海さん（中沢中学校２年）が、５月28日（火）から相模原ゴルフクラブ・東コースで開催される県アマチュアゴルフ選手権２０１９決勝に初めて出場する。
大久保さんは２月８日に戸塚カントリー倶楽部・西コースで行われた男子の部プレミアム第１予選で１位（メダリスト）に輝き、決勝の出場権を獲得した。
１０７人が出場し、18ホールストロークプレーで競った同予選。この日は強風のため、スタートからＯＢを打つなど苦戦したが、後半に持ち直し78でプレー。「昨年の県アマ準決勝では、１打足らずに決勝に進出できなかったので、うれしかった」と話し、「気持ちを切り替えて、耐えることができたのが収穫だった」と振り返った。
28日から行われる決勝には、県内各地の予選・準決勝を勝ち上がったアマチュアゴルファー約１６０人が出場を予定。２日間競技で初日１２０位までに入ると２日目に進める。大久保さんは「自分より年齢が上の人たちと回るので、良い経験になると思う。目標はベスト20に入って、来年の決勝シードを獲得すること」と話した。
３歳からゴルフ
父・政彦さんに影響を受け、３歳からクラブを握り始めた大久保さん。
現在は平日の３日間、放課後に市内岡崎の伊勢原ゴルフセンターで練習に打ち込むほか、土日を中心にゴルフ協会主催のジュニアスクールでコースレッスンに励む。
ドライバーの平均飛距離は２６０ヤード。目標とするのは米国出身のプロゴルファー、リッキー・ファウラー選手。「人気者で礼儀正しいところが好き。自分も感情をコントロールして、冷静にプレーできるようになりたい」と目標を話した。
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