伊勢原市立桜台小学校6年の辻本耀清(こうせい)くんが、5月30日に厚木市内で開催された県道場少年剣道大会兼全国道場少年剣道大会県予選会の小学生個人戦の部で優勝。9月に島根県内で開催される全国大会への出場を決めた。
剣道は1試合が3本勝負で、相手から有効打突を2本先取するか、一方が1本先取し、そのまま試合時間が終了した場合、1本先取した選手が勝利する。
無観客で入場も人数制限された中で開催された同予選会。県内から141人が参加した小学生個人戦の部で辻本くんは、決勝戦を含めた7試合をすべて2本勝ちし、相手に1本も奪われることなく勝利して優勝した。
昨年からのコロナ禍であまり練習ができず試合もなくなるなど、焦りが出たり精神的に辛い時もあったという。「両親がいつも支えてくれていたので、絶対優勝するという目標だけはブレなかった」と振り返る。
両親に感謝
現在は市外の道場で稽古をしている辻本くん。コロナ禍で道場が閉鎖された自粛期間中も休まず目標に向かって毎日トレーニングを続けてきた。「母は食事や体調管理をしてくれて、父はトレーニングやどんな場面でも対応できるよう指導してくれた。会場にいなかった母に優勝を報告できた時の嬉しさは最高だった」と両親への感謝を語った。
保育園年中から竹刀振る
伊勢原市立武道館で稽古を行っている伊勢原剣道クラブで、4歳上の姉に付き添い、保育園の年中から竹刀を振り始めたという辻本くん。剣道の魅力については「個人戦はいつも一緒に練習している仲間が敵になるが、優勝できた時の達成感は大会の大小に関係なくすごくある。団体は、チームメイトの団結力が必要で、相手を認め合えるのが良いところ。団体優勝は仲間と共感できて皆に感謝の気持ちでいっぱいになり、『剣道最高』と実感できる」と話す。
全国大会に向け、「県代表になるまで対戦した他の道場の剣友たちや伊勢原の剣友、いつも指導してくれる道場の先生方のためにも、良い結果を残したい」と意気込みを語る。
辻本くんは同県予選会の小学生団体戦の部にも出場し優勝。団体でも全国大会への出場権を獲得している。
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