伊勢原女性農業者連絡協議会
後世に伝えたい
「伊勢原の食と行事」発刊
5月3日
市内下糟屋の白金公園で活動する「白金公園愛護会」(前嶋靖子代表)がこのほど、第33回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰を受賞した。公園緑地の清掃、樹木の保護・育成など、積極的な活動が評価された。
同表彰は、花と緑の愛護に顕著な功績のある民間団体に対して、その功績を称えて表彰するもの。今回は県内では9団体が受賞。市内団体の受賞は3年連続で、同会が4団体目となった。
メンバーは、代表の前嶋さんと野呂栄子さんの二人のみ。2016年に市が公園愛護会のボランティアを募集した広報誌が目に留まり、友人である野呂さんを誘い、会を結成したという。
前嶋さんは「自宅や近所の草刈りなどをすることで、地域がきれいになるのが昔から好きだったから」と話す。
活動は週に2回、二人で集まって2時間ほどかけて、公園内の草刈りやゴミ拾い、花の植栽などを行っている。ほかにも年に一度、成瀬小学校の2年生児童と花の植栽を行い、緑化推進活動の啓発などにも取り組む。
市みどり公園課の担当者は、「5年以上にわたり、二人で地道に活動を継続してくれていることがありがたい」と話している。
野呂さんは「活動当初は草刈りが大変で苦労したので、うれしい。今後も地域のために頑張りたい」と意気込みを語る。前嶋さんは「好きなようにやってきただけなのに(受賞は)申し訳ない。公園利用者から『いつもありがとう』などと励ましてくれることが、とてもやりがいになっている。今後もできる範囲で続けたい」と話した。
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