伊勢原 文化
公開日：2025.08.04
#iseharathings
季節を感じる可愛い御朱印
伊勢原大神宮
創建４００年を超える伊勢原大神宮に、季節の移ろいを表現した特別な御朱印が登場した。これまでの御朱印に加え、今年の春からは季節ごとに趣向を凝らしたデザインの御朱印を頒布している。
桜、鯉のぼり、紫陽花など、その季節ならではの花や行事をモチーフにした御朱印のデザインが注目を集めている。これらの御朱印は、巫女の伊澤里奈さんが手掛けている。各地の神社を巡ることが好きだという伊澤さんは、そこで目にした可愛らしいデザインの御朱印にヒントを得て、伊勢原大神宮での導入を提案し、採用された。
伊澤さんは「神社に対して敷居が高いと感じる方もいるかもしれないが、もっと身近に感じてほしい」という思いを込めている。一部の御朱印は伊澤さん自身が描いたもので、ＳＮＳでも好評だ。御朱印コレクターだけでなく、多くの人々が神社を知るきっかけになっているという。
幼少の頃から絵を描くことが好きだった伊澤さんは、神社のホームページの挿絵やポスター、ＳＮＳでの情報発信も担当。彼女の手描きのイラストが、神社全体の雰囲気を柔らかくしている。８月末までは「夏詣」をテーマにした金魚のデザインが授与されており、秋には新たなデザインが提供される予定だ。
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