吉川壽惠(ひさえ)さんが優勝 アイデア丼コンテスト
綾瀬の地場農産物を使ったオリジナル丼のアイデア料理コンテストが11月10日に保健福祉センターで開かれ、「高座豚と野菜の梅風味丼」を発表した大上在住の吉川壽惠さんが最優秀賞に輝いた。
このコンテストは綾瀬産農産物普及事業の一環として「綾瀬市地場農産物消費拡大推進協議会」(比留川晋会長)が主催し、7年前から開かれている。これまではブロッコリーやキャベツを題材にしてきたが、今回はさらにバリエーションを増やそうと、丼がテーマとなっていた。
コンテストには市内在住・在勤の6組が出場していた。食パンと高座豚を使い簡単なカツ丼風にした作品や、さぬきうどん風丼、チキンライスやチーズを使ったイタリアン丼など個性豊かな作品が集まり、1品ずつプレゼンテーションと実食審査が行われた。冷蔵庫にあるものですぐに作れる事や、端材まで無駄にせず美味しく食べられることなど、出場者は各作品の魅力をアピールしていた。
吉川さんの作品「高座豚と野菜の梅風味丼」は梅干しと大葉の混ぜごはんに味付けした高座豚をのせ、その上に塩こんぶをからめた山芋をのせたもの。夏に考えたもので、梅のカリッとした食感と大葉の香り、さっぱりした味付けで高座豚の美味しさを引き立て、ご飯がすすむよう工夫した。
コンテストを終えて吉川さんは「家族も大好きな一品が最優秀賞に選ばれて嬉しいです」と話していた。吉川さんは年明けに市内でこの丼の料理講習会の講師も務める予定。このコンテストの応募作品は今後「レシピ集」として市がまとめ市役所などで配布する。
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