早稲田大学の学生による「こども防災教室」が3月16日に綾瀬市役所で開かれた。教室には市内在住の小学生とその保護者21人が参加し、人形劇や体験講座を通して楽しみながら防災知識を身につけた。
「こども防災教室」は、早稲田大学の学生により構成された「早稲田大学防災教育支援会」の協力で、子どもたちに防災知識を楽しく学んでもらおうと開かれた。今回で3回目となる同教室。今回は市内在住の小学生とその保護者21人が参加し、人形劇と3つの体験学習を行った。
教室では、人形劇で「ぼうさい君」など4つの人形が登場し、地震が発生した場合にどうすべきかなどを問い、防災を学ぶ重要性を呼びかけた。その後に体験学習で、卵の殻を割れたガラスに見立て、その上を素足で歩いて身を守る工夫などを学ぶ「ガラスの飛散模擬体験」やペットボトルなどに入った砂を使って液状化現象を再現する「地盤から考える安全な家づくり」、家屋の模型で耐震補強のしくみや家具の転倒防止の必要性などを紹介する「部屋の配置を考えよう」の3講座を実演。子どもたちは「地震が起きた時にどう避難すればいいかわかった」などと話していた。
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