綾瀬コミュニティバス 3路線で本格運行へ 11月1日から新設バス停も
本日11月1日から綾瀬市コミュニティバスの全5路線のうち3路線が本格運行する。
市内の交通不便を解消しようとコミュニティバスが誕生したの2005年11月のこと。当初は市役所→寺尾入口→かしわ台駅→富士塚→市役所の1路線のみだったが、その1年後には一気に5路線に増やし試験運行を続けてきた。利用者は順調に増えるも2010年頃からは横ばい状態が続き、昨年度の利用者は17万3895人。市では利用状況などを調査した上でルート変更も加えて3路線で試験運行から本格運行に切り替えた。
現在は4台で5路線をカバー。1号車は市役所→かしわ台駅→市役所(49バス停)、2号車は市役所→相模大塚駅→市役所(26バス停)、3号車は市役所→上土棚団地→市役所(35バス停)、4号車は市役所→上土棚北(中原公園)→市役所(24バス停)、5号車は市役所→高座屋内温水プール→市役所(19バス停)を結ぶ(※4・5号車は相互運行)。このうち本格運行となったのは1号〜3号車。
運行本数が減った路線や定時制の確保のためにルートを変更した路線もあるが新設バス停もある。市民から要望の大きかった「メディカルプラザ前」や新幹線以南の利便性を考慮した「第二上土棚橋」のバス停も新たに設置された。「確かに便数が減った路線もありますが全体的にはより身近に利用しやすくなっていると思います」と担当課では話していた。
コミュニティバスの定員は1台・34人。平日・土曜・日曜・祝祭日ともに同時刻で運行している(12月29日から1月3日は運休)。運賃は1乗車150円(小学生以下80円\65歳以上、障がい者は100円)。車両は小型ノンステップ車で、車いすスペースや乗降のためのスロープ板を備えたバリアフリー仕様になっている。
問合せなどは市都市政策課【電話】0467・70・5629へ。
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