市のマスコットキャラクター「あやぴぃ」の缶バッチがこのほど完成し、11月2日から販売を開始した。同キャラが一般向けに商品化されるのは今回が初で、制作・販売は障害者自立支援センター「ばらの里」(【電話】0467・77・6005)が行う。その他、イベントでの販売や記念品としての活用などを通して、市のPRと障害者の社会参加に繋げる。
「あやぴぃ」のグッズ化は、市役所1階の喫茶室「むー」を営む「市手をつなぐ育成会」の大部さつき会長(綾西在住・50歳)が、喫茶室内での販売をしたいと考案したのがきっかけになった。
当初は市政30周年時に市が作製したピンバッジを検討。タオルなど様々なアイデアを出し市と話し合いを重ねた結果、使い勝手が良い缶バッジに決定した。
その後、大部会長がばらの里の施設長に製作と販売を打診。市のPRに貢献できること、障害者の作業訓練の充実が見込めることなどから提案を快諾した。専用の缶バッジマシンに施設職員が図柄やパーツをセットし、利用者がハンドル操作でプレス加工する手順で作業が行われる。
平山正友施設長は「ワンタッチ作業で目に見える形で製品が出来上がるので達成感があり、みんな楽しんで仕事をしている。多くの方に身に付けてもらえれば、より一層励みになると思います」と話している。
バッジデザインは4種類あり、あやぴぃに市の花「バラ」と市の木「ヤマモミジ」をワンポイントにあしらった。ヤマモミジは、新たにイラストを描き起こしている。大きさは直径3・2cmで、価格は税込100円。
ばらの里、むー、障害者自立支援センター「希望の家」で取り扱うほか、11月29日に綾瀬市オーエンス文化会館で開催される「あやせ福祉ふれあいまつり」での販売も予定している。
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