市内ドッジボールチーム「ATTACKERS=写真」(中村弘美代表・監督)が、11月5日に埼玉県で開催される「第18回関東ブロック選手権」に出場する。全国レベルのチームが集う同大会で、上位入賞を目指す。
同チームは市内小学生が所属し、毎週土・日に主に綾瀬小グラウンドで練習を行っている。10月8日に伊勢原市で実施された「第22回神奈川県ドッジボール選手権」で3位に入賞し、関東大会に駒を進めた。
現在、3〜6年生で構成されるオフィシャルチームの主力メンバーは、ジュニア時代に様々なタイトルを取り優勝もするなど、県内にその名を轟かす存在だった。今も各大会で優勝候補と目され、静岡県や東京都大田区の大会で準優勝、県大会に位置する毎日新聞杯や今大会で3位入賞など上位に食い込むも、優勝を経験できずにいるという。
全国レベルの40チームが集まった夏の大阪遠征でベスト4入りし関東勢のトップに立つなど、モチベーションを上げ万全の態勢で臨んだ県大会。「今大会を前に、ずっと一緒にやってきた選手が1人、病気で長期入院を余儀なくされた。この子のためにも優勝しようと一丸となって挑んだ」と、中村代表は話す。
結果は3位。準決勝まで進むも、夏に敗れたこの大会の優勝チーム「デイリー相模原ボンバーズ」の前に、再び敗退してしまった。
中村代表は「このチームは何度も全国を経験している強豪。苦手意識が刷り込まれているのかも」と、敗因を分析する。しかし、続く3位決定戦では昨年決勝で敗れた「中新田ファイヤーズ」(海老名市)に雪辱を果たすなど、成長の爪痕も残している。
今年、全国レベルのチームと戦う機会に恵まれ、着実に自信を積み上げているアタッカーズ。コーチの1人が定年を迎え平日の練習が増えるなど、選手を取り巻く環境も変わっている。
「何か一つきっかけがあれば殻を破れると思う。まずは関東でベスト4入り。1月には全国大会の予選もあるので、ここで優勝して悲願の全国出場を果たしたい」と中村代表は話した。
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