綾瀬版 掲載号:2017年8月25日号
  • googleplus
  • LINE

龍洞院(早川) 90年ぶり大改築で落慶式 親しまれる「地域のお寺」へ

文化

落慶式の様子
落慶式の様子
 市内早川の龍洞院(菅野禪海住職)でこのほど、落慶式が執り行われた。90年ぶりに改築された本堂の完成に合わせてのもので、式典には近隣の住職に加え、大勢の檀家らが集まった。

 曹洞宗總持寺派一澤山龍洞院は、かつての愛甲郡玉川村龍鳳寺の末寺として慶長年間に創建された。明治12年(1879年)に火災で本堂が焼失したが、昭和3年(1928年)に建て替え前の本堂が再建され、現在は市内外合わせ300件の檀家を抱えている。

 本堂建て替えに際し、檀家で構成される「護持会」が5年前に建設委員会を立ち上げた。老朽化に伴い当初は新築で検討していたが、7億円という見積り額に方向を転換。「現在と同規模のものにしたい」という檀家の強い思いから、今の骨組みを活かした全面改築で計画を進めた。

 昔ながらの「曳家工法」の技術を持つ市内業者に依頼し、檀家からの寄付と会の積み立て、住職の寄付で集めた予算をもとに昨年10月着工。「床をはがしたところ、柱がボロボロだった。耐震面でも限界を迎えていた」と同委員会は話す。痛んだ柱を全て交換し、土台の石の上に柱を置いていただけの基礎も一から打ち直し、全面改築されている。

 落慶式では厳かな雰囲気の中で式典がつつがなく執り行われ、その後に同寺恒例行事である施餓鬼供養が実施された。

 同寺は焼失後、50年にわたり住職不在の時期が続き、一時は檀家が18件まで減少していた。龍洞院に残された石碑によると、長泉寺(市内早川)が協力し、かつての早川村の住人たちが田畑を担保に入れるなどして復興に尽力したという。「これを機に周りの人たりが龍洞院を知り、訪れるようになってくれたら」と実行委員の1人は話す。

完成した本堂
完成した本堂

綾瀬版のトップニュース最新6件

「あやせ姫ブランド」創設へ

市商工会女性部

「あやせ姫ブランド」創設へ

2月9日号

初選定にミズキとKYOEI

地域未来牽引企業

初選定にミズキとKYOEI

2月9日号

春のスギ花粉「多め」予想

あやせBBQセット誕生

ふるさと納税返礼品事業

あやせBBQセット誕生

1月26日号

初の認定に綾瀬から2社

神奈川がんばる企業

初の認定に綾瀬から2社

1月12日号

ABFが優秀賞に

かながわ観光大賞

ABFが優秀賞に

1月12日号

軽減税率制度に備える

事業者向けの個別相談会

http://www.k-skr.or.jp/

<PR>

綾瀬版の関連リンク

あっとほーむデスク

綾瀬版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ロケ地ツアーシーズン2

コウノドリ撮影地など巡る

ロケ地ツアーシーズン2

3月11日~3月11日

綾瀬版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

  • あやせの歴史を訪ねて

    〈第39回〉渋谷氏ゆかりのコースを訪ねる39

    あやせの歴史を訪ねて

    綾瀬市史跡ガイドボランティアの会

    2月9日号

綾瀬版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2018年2月9日号

お問い合わせ

外部リンク