市内7事業者のコラボ「あやせバーベキューセット」が、市が行う綾瀬市活性化応援寄附金(ふるさと納税)の返礼品に誕生した。同事業を通し企業同士が連携することで、さらなる綾瀬の魅力発信と地域活性を目的にしている。
同セットは、ふるさと納税に参入している旬菜みのりファーム・高座豚手造りハム・大久保商店・ラテン大和・ナウ産業・旭工業・矢部商店の7事業者が連携し、実現した。ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」と「ふるなび」に掲載されている。
企画を発案したのは、旭工業の嶋知之専務。以前、同社が出す「カーボンプレート」と、ナウ産業の「あやせ匠 極厚グルメ鉄板」の焼き対決を行った際に「各社の製品を集めたBBQセットのようなものができないか」という話が上がったのがきっかけだった。
その後、矢部商店でのラテン大和のブラジル式生ソーセージ「リングイッサ」焼き比べや、みのりファームの野菜・大久保商店の豚みそ漬・高座豚のハム・ラテン大和のソーセージを集めた試し焼きを行うなど方向性を模索してきた。試し焼き当日は会場のカフェカカに、古塩政由市長が視察に訪れている。
綾瀬の魅力凝縮
内容は全て綾瀬産で、「旬の菜りたて野菜・果樹セット」「ロースハム」「おおくぼの豚みそ漬」「ブラジル式生ソーセージリングイッサ」「あやせ匠 極厚グルメ鉄板」「カーボンプレート」「あやせ本醸造・梅酒セット」の7品目。
3社の肉の焼き比べ、日本酒と梅酒の飲み比べ、本格的な鉄板と、遠赤外線効果でじんわりやけるカーボンプレートの焼き比べが楽しめる贅沢セットとなっている。寄付金額は7社分を足した総額の13万円。
「他がやっていない面白い取り組みを提案することで、インパクトを出せればと思った。本来競合する会社同士も、コラボすることで一緒にがんばることもできる。これを機に新たなコラボや新商品が生まれるなど、市や個々の企業活性に繋がれば」と嶋さんは取り組みに期待を寄せた。
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