綾瀬版 掲載号:2018年3月9日号
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新年度予算 ソフト面強化に重点 一般会計は2年連続減

政治

 綾瀬市は一般会計286億4千万円の2018年度当初予算を編成し、現在開会している市議会定例会に提出した。障害福祉や女性・外国籍の人にスポットを当てたソフト面に関する事業が、多くあげられている。

 古塩政由市長は新年度予算案で、「新時代あやせプラン21―後期基本計画―」が目指す将来都市像の具現化と、「綾瀬市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の基本目標実現に向けた編成を行った。また、市制40周年の年である2018年度は、記念事業の実施と市全体を通したシティプロモーションを展開していく。

 福祉に関するものでは、今後、急速に高齢化が進む中での認知症対策強化として、認知症地域支援推進員の拡充に約1100万円を計上。現在、保健福祉プラザ内の基幹型地域包括支援センターに配置している同員を、市内4カ所の地域包括支援センターにも広げる。

 また、重度障害児者の受け入れを行う企業への助成に約740万円、人材不足解消と介護の質向上のため、外国人介護福祉士候補者受入補助や介護職員初任者研修の市内開催などに約170万円を盛り込んだ。

 人口減少社会の中で、貴重な人材として着目されている外国籍の市民への支援も予算内に盛り込まれている。音声翻訳システム実証実験による対応環境充実やホームページの翻訳対応言語拡充、日本語学習支援に約240万円、創業セミナー開催に30万円を計上。暮らしやすい環境を整えるとともに、将来的に母国料理などの飲食店創業等を促す狙いがある。

 その他、多様性を活かした雇用と企業経営への支援に約240万円を割り当てている。ダイバーシティ(多様性)経営の観点から、外国人や女性、障害者の受け皿となる市内企業の職場環境整備が急務になっており、これに伴う改修工事に対し補助を行う。

40周年記念事業も

 市では市制40周年を記念し、様々な新規・拡充事業を予定している。工業やロケの情報発信と市民の自由学習機能を拡充した市民ホールのリニューアル、市の歴史展開催、席上揮毫会(せきじょうきごうかい)(観客の前で書道家が書を披露するイベント)開催、アヤセ・プロムナード・コンサート特別講演「第九」開催などを企画。9つの事業に約5200万円が盛り込まれた。

 一般会計の予算額は前年度当初予算300億円に対し13億6千万円減となり、2年連続の減少となった。(仮称)綾瀬スマートインターチェンジ周辺道路整備や、その出口となる県道42号を重点地区と位置付けた景観形成、地域振興施設とパーク&バスライド整備事業などに予算が割り当てられているが、インター関連の大規模事業等の進捗が減少の大きな要因だという。

一般質問

 市議会議員が市長など執行部に対して質問・提言する一般質問が、3月15日、16日、19日の3日間わたり行われる。各日午前9時から綾瀬市議会議場にて。

 16議員が道の駅のような地域振興施設や、スマートインターチェンジ設置に伴う周辺道路整備、災害への備えやまちづくり、学校の教育環境充実や危機管理体制、オスプレイの飛行、落合吉岡地域の区画整理事業、就労支援、観光施策の取り組み状況、高齢者交通事故対策についてなど、34項目の質問を行う。

 一般質問の様子は市議会ホームページでインターネット中継されるほか、市役所1階ホールのテレビでも放映される。

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