神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
綾瀬版 公開:2018年6月22日 エリアトップへ

シンクロナイズドスケーティング 山田美羽さんが市長表敬 世界選手権の実績など報告

文化

公開:2018年6月22日

  • X
  • LINE
  • hatena
表敬訪問した山田美羽さん(右)
表敬訪問した山田美羽さん(右)

 神宮アイスメッセンジャーズ所属の山田美羽さん(落合南在住・クラーク記念国際高等学校2年)が、古塩政由市長を表敬訪問した。山田さんは今年4月にスウェーデンのストックホルムで開催された「世界シンクロナイズドスケーティング選手権大会2018」に出場しており、この結果を含めこれまでの実績などを報告した。

 シンクロナイズドスケーティングは、16人のチームで行うフィギュアスケートの団体競技。シングルやアイスダンス、ペアスケーティングの要素を取り入れた演技を、一糸乱れぬステップワークで滑走する。2000年から国際スケート連盟主催の主催で、世界選手権大会が開かれている。

 山田さんがスケートを始めたのは、4歳の時。テレビで荒川静香さんの演技を見て、「私もこんな風に滑りたい」と東神奈川にあるクラブチームの門戸を叩いた。

 その後、個人競技での記録が伸び悩んだことから、中学の時にシンクロナイズドスケーティングに転向。東京都の明治神宮外苑アイススケート場を拠点にする「神宮アイスメッセンジャーズ」にも所属し、現在はこちらをメインに活動している。

未来の五輪に期待

 同チームは国内ではトップクラスの実力を持っている。今年2月に茨城県で行われた全日本選手権大会優勝、同月にイタリアのミラノで開催されたスプリングカップ7位、4月の世界選手権13位という結果を残し、山田さんもチームメンバーとして出場している。

 「初めての世界大会で、海外選手のレベルの高さを思い知りました」と話す山田さん。「個々の実力の底上げをすることでチーム自体のレベルを上げ、海外のチームと渡り合えるようにしないと」と、課題を述べる。

 現在、県内には数人しかいないというシンクロナイズドスケーティング選手。「年齢も実力もバラバラな選手同士が合わせるのは大変だけど、個人より団体の方が面白い」と、その魅力を語る。同競技はオリンピック競技入りを目指しており、「もし選ばれれば、綾瀬から初の五輪選手になるかもしれない。ぜひがんばって欲しい」と、古塩政由市長は期待を寄せた。

 アイスメッセンジャーズは7月に「ドリームオンアイス」(横浜)に出場するほか、今年秋頃の「都民体育大会フィギュアスケート競技会」(東京都)、来年3月の全日本選手権大会(滋賀県)への参加を予定している。

演技の様子
演技の様子

綾瀬版のトップニュース最新6

名称原案に意見募集

綾瀬市

名称原案に意見募集

スマートIC、名称決定へ

1月24日

綾瀬が話芸のネタに

タウンレポート

綾瀬が話芸のネタに

きょう午後にライブ本番

1月24日

ひと月に約800人来場

高座クリーンセンター

ひと月に約800人来場

地上50m展望室など人気

1月10日

県展示11年ぶり巡回

県展示11年ぶり巡回

かながわの遺跡展『縄文と弥生』

1月10日

個性ある持続可能都市へ

2020(令和2)年新春市長インタビュー

個性ある持続可能都市へ

子どもの教育と多文化共生に意欲

1月1日

産業の拠点新たに

綾瀬市商工会新会館

産業の拠点新たに

笠間会長「原点の結束・連携に回帰を」

1月1日

あっとほーむデスク

  • 1月24日0:00更新

  • 12月13日0:00更新

  • 11月29日0:00更新

綾瀬版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月24日号

お問い合わせ

外部リンク