生蘭高等専修学校卓球部が、8月7日から9日にかけて駒沢オリンピック公園総合運動場で行われた「全国高等学校定時制通信制体育大会第51回卓球大会」の男子団体で優勝した。出場選手は大山将人さん(3年)、大山流清さん(2年)、小幡光輝さん(同)、岩城澪さん(同)、水下流星さん(1年)の5人。昨年の初優勝に続き、全国2連覇を達成した。
全国高等学校定時制通信制大会卓球大会は、各都道府県予選を勝ち上がったチームが出場する。今年は52チームが参加し、昨年優勝校である生蘭有する神奈川は出場枠が1枠増え、2チームが出場している。
挑戦者として全国優勝に臨んだ昨年と違い、前大会王者として他校に警戒されていたという今大会。対策を講じられることを予測し、選手全員で作戦を立てながら全試合を戦い抜いた。
最も体が硬くなる初戦は5人全員で挑み、その後は3人編成や4人編成など、相手チームを見ながらオーダーを変更。応援で声を出し合い、互いを鼓舞しながらチームを盛り上げた。
2〜3年生4人が全国経験者と、高いレベルにある同部。作戦が上手くはまり、順調に駒を進めた。強い選手2人を擁し、最も苦戦したという準々決勝の相手だった大江戸高校(東京)も、チーム力の差で突破した。決勝では神奈川大会で優勝を競った因縁の相手、クラーク記念国際高校横浜キャンパスを再度破り、2連覇の栄冠を手にした。
今年が最後の大会になる大山将人さんは「みんなで協力してつかんだ勝利。嬉しいです」と喜びを語った。
また、小幡さんと水下さんは個人戦にも出場し、ともに3位入賞している。団体戦に関しては「3連覇を狙う」と意気込むも、個人戦は「3位は納得いく結果ではないし、負けるつもりはない。来年は優勝します」と、互いに闘志をあらわにした。
大山流清さんも「3連覇目指しがんばりたい」と団体戦への意気込みを語り、岩城さんは「2人のがんばりで来年は個人も神奈川の出場枠が増えるので、必ず出場したい」と、個人戦への意欲ものぞかせた。
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