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綾瀬版 公開:2018年11月2日 エリアトップへ

朝一番徳の市 30年の歴史刻む 11月は記念イベント実施

経済

公開:2018年11月2日

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毎回賑わう朝市会場
毎回賑わう朝市会場

 例年、4月から12月にかけて第1日曜日の朝6時半から綾瀬市オーエンス文化会館駐車場で行われている綾瀬の朝の名物イベント「朝一番徳の市」が、今年で30周年を迎えた。これを記念し、11月4日の開催では記念イベントが実施される。

 朝市は1989年(平成元年)に、当時の綾瀬市商工会青年部が「綾瀬を盛り上げたい」という思いから立ち上げ、15店から始まった。開始当初から盛況で、最盛期となった1992(平成4)年には1回の朝市全体の売上は約300万円強にのぼったという。

 現在、出店数は25店ほどに増加し多くの人出で賑わっているが、大型スーパーの台頭や来場客の高齢化などの要因から客足は減少。若い力を取り入れ、これに歯止めをかけるため2年前、井田智之さん(49)が会長に選ばれた。

 以降、来場客の世代交代で落ち始めた認知度を取り戻すため、市の公認キャラ「ブタッコリ〜」とのコラボや大道芸、子ども向けイベントなど親子でも楽しめる催しを月替わりで取り入れている。

 また、会長自らホームページの更新を行い、他のイベントページとリンクさせるなど、情報発信力を強化。今年4月からはフードコートエリアを作り、買ったものをその場で食べられるようにするなど来場しやすい環境づくりも行っている。

 「長年続く綾瀬の催しとして今後も継続するためには、一つ一つ変えていかないと。季節の商品での単月出店やキッチンカーの出店など、店を出す側のハードルも下げてバリエーション豊かにしたい」と話す井田会長。高齢化が進む出店者の若返りも図り、付加価値を生み出すことで朝市の活性化を促る狙いがある。

30周年記念大抽選会

 11月4日(日)は30周年を記念し、大抽選会を午前7時から開催する。抽選券は会場で1人1枚配布。朝市の金券1セット購入でさらに1枚ついてくる。各店舗賞に加え、特賞として朝市の金券1万円分が用意されている。

 その他、30周年の特別商品販売や、子ども対象の「宝箱おもちゃプレゼント」(先着50人)など様々なイベントが盛り込まれている。情報はホームページ(https://miryu-ida.wixsite.com/asaiti)でも配信。

 問合せは市商工会【電話】0467・78・0606へ。

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