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ものづくりの五輪 初開催 若手技能者が腕競い合う

経済

掲載号:2018年11月16日号

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仕事で培った技術を競う参加者
仕事で培った技術を競う参加者

 市内のものづくり企業に勤める35歳以下の若手社員が溶接技術を競う「あやせ技能五輪」が10月15日と22日の2日間、吉岡東の大場工業所を会場に初めて行われた。完成した作品は審査され、上位2人には11月25日の産業まつりで賞が贈られる。

 あやせ技能五輪は、若手溶接技能者の実力を競う大会。今回が第1回目で、若手への努力目標にしてもらうだけでなく、競技を通して技能の重要性・必要性を認識することで市内溶接技術の底上げを図る目的がある。

 開催のきっかけは、2年前から大場工業所の大場洋美会長を講師に実施している「あやせ工匠塾」。参加者が勤務する企業の経営者と話をする中で、「学んだ技術を試せる場があれば、イベントとして盛り上がるだろうし会社を通して応援できる」という意見からだった。

 同年代が競い合い切磋琢磨することで技術力向上につながるだけでなく、市内外への技術力アピールにもなると昨年夏頃から開催を検討・調整。工匠塾の会場である大場工業所で課題製作を実施し、産業まつりで結果と作品を一般に公開することとなった。

高難度の技術に挑戦

 参加者は公募で集められ、3企業から7人が出場した。内訳は塾卒業生4人と一般参加が3人。道具・材料の確認から始まり、素材の下処理、機械・電圧の調整まで全て自分で行う。

 課題は裏側まで溶け込ませ溶接する「裏波(うらなみ)」という技術。これは溶接面と反対側に曲げても割れない、難易度の高いものとなる。

 実技は準備から溶接まで20分ほど。大場会長と中小企業診断士が審査員となり、見た目や折り曲げによる強度の確認、切断による溶け込み具合の確認などで評価される。競技の日、参加者らは慣れない環境に緊張しつつも、真剣な面持ちで実技に臨んでいた。

 審査はすでに終了しており、11月25日の産業まつり内で最優秀者に市長賞が、優秀者に商工会長賞が授与される。また、上位2人の作品はプロと溶接素人の出来栄えの違いが一目でわかるよう、大場会長の手ほどきで市職員が作った物と並べ展示するという。

動画で様子を配信

 市工業振興企業誘致課では市職員がレポーターとして工場見学等を行う「あやせものづくりチャンネル」を開設しており、ここで技能五輪競技当日の様子等を見ることができる。公開場所は市の公式YouTubeアカウント内(「あやせものづくりチャンネル」で検索)。

動画(Vol.1)の一部
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