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“おばちゃん英会話”発刊 中高年向け「カタコト英語」収録

文化

掲載号:2019年2月22日号

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ブーンさん(中央)と綾瀬教室の面々
ブーンさん(中央)と綾瀬教室の面々

 45年近い英語教育経験を持ち、綾瀬市内で英会話教室を主宰する大山ブーンさんが、「オリンピックに向けてちょーカンタン!おばちゃん英会話」を5千部発刊した。製作には綾瀬教室の生徒が中心的に携わっており、文法がわからなくても意味が通じる「カタコト」の英会話を収録するというユニークな書籍になっている。

 本作成のきっかけは、米国のトランプ大統領の立候補。齢70にして大統領選に出馬したトランプ氏を見て、「同じ70歳。今からでも自分も何かできるのでは」と、新しい取り組みを模索した。

 シンガポールに生まれ、7歳で日本に来たブーンさん。40年以上日本で仕事する中で「優しく迎え入れてくれたこの国に恩返しをしたい」と、2020年に控えている東京五輪に向け、英会話本作成を決めた。

綾瀬のシニア中心に協力

 本を作るにあたり、教えている教室の生徒や企業、看護学校、病院などに、外国人に聞きたいことや実際に必要な会話などを聞きとった。綾瀬教室を中心に集まった約1千の会話から400ほどを厳選し、用途に合わせ分類した。

 同書のメインターゲットは中高年世代。「英語を知らない、文法がわからないという方でも会話が出来ると伝えたかった」と、ブーンさんは語る。

 そのため掲載されている文章は、全て「カタコト」。文法は入れず、単語を並べて意味が通じるよう編集されている。全ての文に読みやすいようカナをふり、単語間をスラッシュや空白で区切ることで意味が通じる話し方がわかるようにするなど配慮もされている。

 また、印刷会社の友人がデザイン料をほぼ無償に近い形で協力してくれたそう。「多くの人の協力で完成した。特に綾瀬の人たちは積極的に動いてくれた」と、ブーンさんは感謝を口にする。

 今後はホームページでのダウンロードや、YouTubeで音声をリスニングできる環境を整えていく予定だという。「まずは綾瀬を中心に、近隣市や東京に広げたい」とブーンさんは話す。

 大山ブーンさんは横浜のセント・ジョセフインターナショナルスクール卒業後、ハワイの大学に入学。卒業後はハワイの企業やニューズウィーク社で働き、仕事終わりに友人の英会話学校を手伝ったのを機に英会話教育に興味を持ち、大山イングリッシュ・ランゲージスクール(後のBOON留学スクール)を設立。同校はすでにたたんでいるが、現在はハワイBOON留学スクール代表を務める傍ら、各地でシニア層などへの英会話教室を主宰している。

無料配布会を開催

 綾瀬市中央公民館(綾瀬市深谷中1の3の1)で3月15日(金)、「おばちゃん英会話」の配布説明会が行われる。午後4時から5時30分。参加者全員に本を無料で配り、その狙いと活用法をブーンさん本人が説明する。

 問合せは高橋さん【携帯電話】090・8344・2643へ。

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