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吉岡で「地域の足」試運行 地域住民主体で可能性探る

社会

掲載号:2019年4月5日号

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会話を楽しみながら買い物する参加者(上)参加者は全員、試験運行用の車で移動(下)
会話を楽しみながら買い物する参加者(上)参加者は全員、試験運行用の車で移動(下)

 吉岡地区で3月18日、「吉岡買い物ツアー試験運行」が行われた。これは外出に困難を感じている人々を支援するための取り組みで、吉岡地区では地域住民が主体となり、「買い物の足」としての運用の可能性を模索している。

 主催は「吉岡買い物支援プロジェクト」。地域住民が主体となり立ち上がったもので、「福祉団体育成事業」(通称・おでかけあやせ)として市も協力している。

 試験運行のきっかけは、地区社協や民生委員・児童委員、自治会長、地域の住民や法人が参加する「ささえあい井戸端会議吉岡」。同会議は地域が抱える問題の解決方法を話し合う場として行われており、吉岡地域ではかねてより買い物支援が課題として上がっていた。

 そこで事業のことを知った地域住民が、市に部勉強会の開催を依頼。これを機に、買い物に困る人が多いという芝原地区での開催となった。

 今回は市の公用車を使い、いどばた会議のメンバー有志や地域のボランティア、社会福祉法人唐池学園、ロピア綾瀬店などの協力を得て実施。買い物には7人が参加した。

 当日は芝原公民館に集合し、10分ほどでロピアに到着。約40分の買い物では必要なものを一人で探す人や、スタッフに相談し選ぶ人、友人と会話を楽しみながら店内を回る人など様々だった。

 買い物後のアンケートの反応は良く、移動中も参加者同士会話を楽しむなどしていた。解散地の芝原公民館では、買った弁当を食べながら和気あいあいとするなど、地域のコミュニティ形成の場としての可能性も見えたという。

 「今回の試験運行でニーズを実感しました。荷物が重い場合の自宅への送迎という意見もあったので、そこは検討材料です」と、おでかけ綾瀬の河村尚子さんは話す。

 これ以外にも車や運転手の確保、運行頻度などクリアすべき課題はある。今後は他県での事例を学びに行く視察も予定しており、全市に広がるモデルケースとして本運行を目指していく。

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