任期満了に伴い4月21日に投開票された綾瀬市議会議員選挙。現職19人と新人6人が20議席を争い、現職18人と新人2人が当選した。投票率は過去最低だった前回を2・74ポイント下回る39・95%だった。
現職1人が引退を表明する中、6人の新人が出馬するという綾瀬市では稀に見る激戦となった市議会議員選挙。盤石の地盤固めをする現職候補に対し、新人がどこまで食い込めるかが焦点だった。
中でも上土棚地区は6人が立候補した激戦区に。増田淳一郎氏不出馬による大上地区の票の流れにも注目が集まった。
結果は笠間昇氏(自民党)が、ただ一人2千票超えの2211票を獲得し、前回選挙に続く2期連続トップ当選を果たした。新人の笠間功治氏(無所属)も1943票を獲得し、笠間昇氏の得票数に肉薄した。
また、前回の市議会議員選挙では5票差で落選となった新人の石井麻理氏(無所属)が772票を獲得し初当選を果たした一方、現職の越川好昭氏が得票を伸ばし切れず議席を失う結果となった。
2期連続トップ当選という結果を受け笠間昇氏は、本紙取材に対し「トップになったという喜びよりも、票の重みを感じています。これからも、今までのようにしっかりと地に足をつけた活動を続けていきたいと思っています」と話した。
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